酒垂神社本社鳥居・社標 再建のご報告

今月、能登半島地震により倒壊した、酒垂神社の本社鳥居と社標が再建されましたことをご報告申し上げます。また、先立って再建頂きました御旅所の鳥居においても、新たに大注連縄を設置いただきました。

12月7日には復旧・復興を祝う清祓式を催行いたしました。

清祓式には、氏子総代や関係者など約30名に参列賜り、穏やかな新年の訪れと、地域の復旧・復興を改めてご祈願申し上げました。

長年びくともしなかった鳥居が崩壊

2007年に発生した能登半島地震(M6.9)でも相当な震度を経験しましたが、びくともしなかった当社の鳥居や社標。それが一瞬にして崩れ去ったことは、ひとつの時代が終わったような、そんな衝撃を心に受けました。

皆様のご厚意に深く御礼申し上げます

再建費用は、皆様からのご寄付・クラウドファンディングにより賄われています。祭運営改善協議会様に諸般の采配いただきましたことを感謝いたします。

震災より約2年が経とうとしている中、能登の風景は落ち着きを取り戻しつつも、寂しさを感じさせるものがあります。変わってしまった日常を受け止めながらも、それでも変わらないもの、受け継いでいくものを次の世代へ手渡してまいります。

これまで、多くの皆さまのご支援とご協力に、心より感謝申し上げます。
新たな鳥居・社標のもと、引き続き地域の安寧と復興をお祈りいたします。

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中日新聞 https://www.chunichi.co.jp/article/1176380
北國新聞 https://www.hokkoku.co.jp/articles/-/1953496